Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門
テスト駆動開発の習得に向けた実践的アプローチ
RSpecを使ってRailsアプリケーションに信頼性の高いテストを書く実践的なアドバイスを提供します。詳細で丁寧な説明は本書のオリジナルコンテンツです。また、説明には実際に動かせるサンプルアプリケーションも使用します。本書は2022年版にアップデートされ、Rails 7.1やRSpec Rails 6.1といった新しい環境に対応しています!さあ、自信をもってテストできるようになりましょう!
About
About the Book
みなさんはこんなふうにRailsアプリケーションを作ったことはありませんか?たとえば、ブラウザをポチポチとクリックするだけでテストを終わらせて「たぶん大丈夫」と思い込んだり、「とにかく全部うまくいきますように」とただ祈るだけだったり……。
心配しないでください。それは誰もが通る道です。アプリケーションのテストやテスト駆動開発はRails開発における重要なトピックですが、巷の参考書を見ると適当な説明で済ませているものも多かったりします。本書「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」では、どのようにして私がそうしたテクニックを身につけたのか、そして、どのようにしてコードの信頼性を上げ、ブラウザ上で延々とテストしなくて済むようにしたきたのかをみなさんに説明します。
対応バージョンについて
2024年1月のアップデートで、本書のコンテンツをRails 7.1とRSpec Rails 5.1に対応させました。これは日本語版独自のアップデートです。独自アップデートの詳細はこちらのブログ記事をご覧ください。
チームパッケージについて
チームパッケージは本書をチーム内で共有するためのパッケージです。シングルユーザーライセンスよりもお求めやすい価格設定になっています。ご利用方法は以下の通りです。
- パッケージを購入された方(代表者)が電子書籍ファイル(PDF、EPUB、MOBI)をダウンロードして下さい。
- ダウンロードしたファイルをチーム内で共有して下さい。
- パッケージで指定された人数までであれば、誰でも本書を自由に読むことが可能です。
ライセンスに関する備考
- ライセンス数は「最大同時貸出人数」を表します。
- たとえば3コピーライセンスの場合、5人のチームであっても同時に3人以内であれば、自由にメンバーを変えて読むことができます。
- 電子書籍ファイルはDRMフリーであるため、システム的な制限(ネット経由のアクティベーション等)は特にありません。
ライセンスに関して何かご不明な点があれば、以下のGitHub issuesにてお問い合わせ下さい。
https://github.com/JunichiIto/everydayrails-rspec-jp-2022/issues
Packages
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All packages include the ebook in the following formats: PDF, EPUB, and Web
パーソナル(シングルユーザーライセンス)
Minimum price
Suggested price$23.00個人で購入される場合はこちらを選択して下さい。
$19.00
- RSpec 2.14-2.99 editionRSpec 2.14-2.99に対応した以前の版です。
- Rails 4.2 / RSpec 3.1 editionRails 4.2 / RSpec 3.1に対応した以前の版です。 日本語版独自の追加コンテンツとして提供していた「RSpecユーザのためのMinitestチュートリアル」も含まれます。
- Rails 5.1 / RSpec Rails 3.6 editionRails 5.1 / RSpec Rails 3.6に対応した以前の版(原著と同じ内容の版)です。
スモールチームパッケージ(3コピーライセンス)
Minimum price
Suggested price$69.00小規模チーム向けのパッケージです。このパッケージには3人分のライセンスが含まれます。
$51.00
- RSpec 2.14-2.99 editionRSpec 2.14-2.99に対応した以前の版です。
- Rails 4.2 / RSpec 3.1 editionRails 4.2 / RSpec 3.1に対応した以前の版です。 日本語版独自の追加コンテンツとして提供していた「RSpecユーザのためのMinitestチュートリアル」も含まれます。
- Rails 5.1 / RSpec Rails 3.6 editionRails 5.1 / RSpec Rails 3.6に対応した以前の版(原著と同じ内容の版)です。
This book is also available in the following packages:
ラージチームパッケージ(10コピーライセンス)
大規模チーム向けのパッケージです。このパッケージには10人分のライセンスが含まれます。
- RSpec 2.14-2.99 editionRSpec 2.14-2.99に対応した以前の版です。
- Rails 4.2 / RSpec 3.1 editionRails 4.2 / RSpec 3.1に対応した以前の版です。 日本語版独自の追加コンテンツとして提供していた「RSpecユーザのためのMinitestチュートリアル」も含まれます。
- Rails 5.1 / RSpec Rails 3.6 editionRails 5.1 / RSpec Rails 3.6に対応した以前の版(原著と同じ内容の版)です。
- Minimum price
- $150.00
- Suggested price
- $230.00
- RSpec 2.14-2.99 edition
Author
About the Authors
Aaron Sumner
Aaron Sumner is a software developer and educator who has helped thousands of programmers level up their software engineering skills. In his blog, Everyday Rails, Aaron shows how he leverages tools from the Ruby ecosystem to be a productive developer, even when time and other resources are tight.

Episode 154
An Interview with Aaron Sumner
Junichi Ito (伊藤淳一)
株式会社ソニックガーデンに勤務するRailsプログラマ。プログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ」のメンターでもある。ブログやQiitaなどで公開したプログラミング関連の記事多数。著書に「プロを目指す人のためのRuby入門」(技術評論社)がある。 Twitterアカウントは@jnchito。
Contents
Table of Contents
この版のまえがき
日本語版のまえがき
謝辞
日本語版独自のアップデート内容について
1. イントロダクション
- なぜRSpecなのか?
- 対象となる読者
- 私が考えるテストの原則
- 本書の構成
- サンプルコードのダウンロード
- コードの方針
- 間違いを見つけた場合
- gemのバージョンに関する注意点
- サンプルアプリケーションについて
- サンプルアプリケーションのセットアップ手順
2. RSpecのセットアップ
- Gemfile
- テストデータベース
- RSpecの設定
- 試してみよう!
rspecbinstubを使って短いコマンドで実行できるようにする- ジェネレータ
- まとめ
- Q&A
- 演習問題
3. モデルスペック
- モデルスペックの構造
- モデルスペックを作成する
- RSpecの構文
- バリデーションをテストする
- インスタンスメソッドをテストする
- クラスメソッドとスコープをテストする
- 失敗をテストする
- マッチャについてもっと詳しく
- describe、context、before、afterを使ってスペックをDRYにする
- まとめ
- Q&A
- 演習問題
4. 意味のあるテストデータの作成
- ファクトリ対フィクスチャ
- Factory Botをインストールする
- アプリケーションにファクトリを追加する
- シーケンスを使ってユニークなデータを生成する
- ファクトリで関連を扱う
- ファクトリ内の重複をなくす
- コールバック
- ファクトリを安全に使うには
- まとめ
- 演習問題
5. コントローラスペック
- コントローラスペックの基本
- 認証が必要なコントローラスペック
- ユーザー入力をテストする
- ユーザー入力のエラーをテストする
- HTML以外の出力を扱う
- まとめ
- Q&A
- 演習問題
6. システムスペックでUIをテストする
- なぜシステムスペックなのか?
- システムスペックで使用するgem
- システムスペックの基本
- CapybaraのDSL
- システムスペックをデバッグする
- JavaScriptを使った操作をテストする
- ヘッドレスドライバを使う
- JavaScriptの完了を待つ
- スクリーンショットを使ってデバッグする
- システムスペックとフィーチャスペック
- まとめ
- 演習問題
7. リクエストスペックでAPIをテストする
- リクエストスペックとシステムスペックの比較
- GETリクエストをテストする
- POSTリクエストをテストする
- コントローラスペックをリクエストスペックで置き換える
- まとめ
- 演習問題
8. スペックをDRYに保つ
- サポートモジュール
letで遅延読み込みする- shared_context (contextの共有)
- カスタムマッチャ
- aggregate_failures (失敗の集約)
- テストの可読性を改善する
- まとめ
- 演習問題
9. 速くテストを書き、速いテストを書く
- RSpecの簡潔な構文
- エディタのショートカット
- モックとスタブ
- タグ
- 不要なテストを削除する
- テストを並列に実行する
- Railsを取り外す
- まとめ
- 演習問題
10. その他のテスト
- ファイルアップロードのテスト
- バックグラウンドワーカーのテスト
- メール送信をテストする
- Webサービスをテストする
- まとめ
- 演習問題
11. テスト駆動開発に向けて
- フィーチャを定義する
- レッドからグリーンへ
- 外から中へ進む(Going outside-in)
- レッド・グリーン・リファクタのサイクル
- まとめ
- 演習問題
12. 最後のアドバイス
- 小さなテストで練習してください
- 自分がやっていることを意識してください
- 短いスパイクを書くのはOKです
- 小さくコードを書き、小さくテストするのもOKです
- 統合スペックを最初に書こうとしてください
- テストをする時間を作ってください
- 常にシンプルにしてください
- 古い習慣に戻らないでください!
- テストを使ってコードを改善してください
- 自動テストのメリットを周りの人たちに売り込んでください
- 練習し続けてください
- それではさようなら
Railsのテストに関するさらなる情報源
- RSpec
- Railsのテスト
訳者あとがき
- 伊藤淳一
日本語版の謝辞
- 改訂版(2017年)の謝辞
- 初版の謝辞
Everyday Railsについて
著者について
訳者紹介
- 伊藤淳一
カバーの説明
変更履歴
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